こんにちは。弱小投資家のクロありです。
何やら、最近話題になっているこの銘柄。そうポンツー!われらのポンツー!w
えっと、、、それは、とにかくすごいのよ (;´∀`)

日本通信といえばFPoS
とはいえ、これなんで騒がれてんの?と思う方も多いと思いますので
今日は日本通信とは切っても切れない関係にあるFPosについてご説明します。
1.FPoSとは?
「FPoS」(Fintech Platform over SIM)の略
直訳すると、「SIMを介したFintechプラットフォーム」by Google 翻訳
意味わからんですね。はいっ。
まあ重要なキーワードは出てきましたね。Fintechプラットフォーム
つまり、Fintechの基盤ということか?
じゃあFintechって?
Fintech
FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つです。
出典:FinTech(フィンテック)とは何ですか? : 日本銀行 Bank of Japan
ふむふむ。スマートフォンなどを使った送金。
つまり、今話題のQRコード支払いも含まれるということだね。
その他にも、投資運用のロボアドバイザーや仮想通貨、ネット保険まで幅広い分野をFintechというんだよ。

Fintechのプラットフォーム。言葉の意味自体は何となく分かった気がする。
でもまだまだ意味不明。
なので日本通信のホームぺージをチェックしました。するとこう書かれていました。
FinTech分野でのオープン・イノベーションに対する期待が高まっている中、オンラインバンキングサービスの不正利用等、セキュリティに関する問題が注目されるようになってきた。
近年の犯罪手口の高度化・巧妙化2)(中間者攻撃やマン・イン・ザ・ブラウザ攻撃、端末の乗っ取り(ハイジャック)など)は深刻な問題であり、新たな脅威に対する解決方法の登場が強く望まれている。
このような状況を鑑み、利便性にも配慮しながら開発したのがFPoSである。
FPoSの基本技術は、SIMカードに格納した電子証明書
と暗号化機能、そしてこれらを活用した認証及び署名手続きである。このSIMカードは銀行のATMカードやクレジットカード等として金融サービスにおいて幅広く使われているICカードと同一種のカードである。
2016年1月から交付が開始されたマイナンバーカードもICカードであり、電子証明書と暗号化機能を搭載することで、本人確認や電子文書の送信等を安心・安全に行うことができる。
以下、利便性の説明。
複数の銀行口座を保有すると、その数だけ第2要素認証の手段、例えばワンタイムパスワードトークンを持たざるを得ないことは誰もが経験することである。これは便利とは言えない。
共通に利用できるプラットフォームであれば、このような煩雑さを回避できるところ、FPoSでは、電子証明書と暗号鍵の仕組みで煩雑さを回避している。
さらに、スマートフォンのようなモバイルデバイスを利用する場合、ワンタイムパスワードトークンをスマートフォンと共に持ち歩くことさえ不便であるから、常にスマートフォンに格納されているSIMカードに電子証明書や暗号鍵を内蔵させておけば便利である。
この点も考慮して、FPoSを設計した。
FPoS (FinTech Platform over SIM)を利用したFinTech実証実験に係る報告書
平成31年1月24日
日本通信株式会社
株式会社群馬銀行
株式会社千葉銀行
株式会社徳島銀行
株式会社マネーフォワード
サイバートラスト株式会社
どうやら、このFintechの普及に伴い、高度化する不正利用や犯罪に対抗する革新的なセキュリティがFPoSのようだ。
現在のセキュリティであれば、ワンタイムパスワードアプリ、ワンタイムパスワード生成機(三井住友銀行は電卓みたいな小さい機械でした。0を押すと液晶に数字6桁くらいのワンタイムパスワードが表示されてました。)をとうして、送金をする際には一度限り使用可な数字のパスワードを生成し、銀行の入力欄に入れることで送金の承認が下りるようになっていますよね。
ネット証券で株式投資されている方はインターネットバンキングで証券口座に送金するはずなので経験したこともあるのではないでしょうか?
ただ、これは銀行口座をたくさん利用している方には、正直、めんどくさいよねということですね。
銀行ごとにアプリや、ワンタイムパスワードの機械を所持してないといけないので。
何となくわかってきたぞ、FPoSは犯罪を未然に防ぐためのセキュリティなんだね。
あのセブンペイの事件も未然に防げていたかもしれないね。セキュリティに問題があれば、どんな良いサービスも普及しないからね。そういう意味で、FPoSはFintechの基盤なんだね。

でも今までの、セキュリティとどう違うんだろうか?
今からのセキュリティ(FPoS)
FPoSの場合、本人性の確認は3つの要素を基本としている。
1・利用者のみが知っている知識
→パスワード
2・利用者のみが保有している物
→SIMカード
3・利用者が生まれつき備えているもの
→生体認証
さらに、情報改ざん検知・防止に関しての対策として、
後者の情報改ざん検知・防止については、電子証明書による認証及び署名を利用している。即ち、暗号鍵(公開鍵及び秘密鍵)、アクセス認証用及び署名用の電子証明書、並びに認証情報生成及び署名の演算プロセスをSIMカード内部に格納し、SIMカード内部でこれらの演算を行うことで漏洩リスクを排除し、認証情報作成及び電子署名を行う構成としている。
FPoS (FinTech Platform over SIM)を利用したFinTech実証実験に係る報告書
平成31年1月24日
日本通信株式会社
株式会社群馬銀行
株式会社千葉銀行
株式会社徳島銀行
株式会社マネーフォワード
サイバートラスト株式会社
ふむふむ、つまり今まで活用されてきた、パスワードと生体認証以外にSIMカードも、本人性の確認として使われるんだね。ちなみにこのSIMはスマホに搭載されている、メインSIMにシールのようにサブSIMを張り付けることで利用ができると記載があったよ。
じゃあ、みんなが今持っているスマホにこのSIMを張り付けていくだけで、セキュリティが強化されるということか。
さらに、そのSIMの中で秘密鍵の保管や電子署名処理の実行を行うことで漏洩リスクを排除。
振込情報をサブSIM内の暗号鍵で暗号化・電子署名し電子証明書とあわせて銀行に送信する=不正利用の防止ということか。


平成31年1月24日日本通信株式会社株式会社群馬銀行株式会社千葉銀行株式会社徳島銀行
株式会社マネーフォワードサイバートラスト株式会社
上記の図がFPoSを一番理解しやすいです。
まとめ
FPoS。
これが、今後のセキュリティとして、実用化されることがあれば、時価総額5000億も夢ではないとは思います。あとは、信じれるかどうか?ということになってくると思います。8/28.29と株価が続落しましたが、30日はやや上げました。依然として期待はされているようですね。
明日からは9月の相場がスタートしますが、日本通信はどうなるんでしょうか。。。
投資は自己判断でお願いします。